
武蔵境 探究館
探究心とiPadアプリで学ぶ力を育てる
探究館の数学
数学は、物事を数量として扱い、論理を構築して、分析・予測する力を養う教科です。
論理パズル、空間認識クイズで楽しみながら数学的センスを養う一方で、数的処理を誤り無く行う計算力を強化するための「筋トレ」も必要です。やみくもに問題をこなすのではなく、各人の間違えの癖を見つけ出し、凡ミスを減らすための処方箋を作って効率よく計算力をアップしていきます。
一方、文章題や証明では、公式と用語の正確な理解が鍵になります。数学の用語は、日常生活ではなじみのない概念ばかり。しかも英語以上に意味が厳密に定義されています。ですから、これをあやふやに覚えてしまうと、ぼんやりとした理解しかできません。公式は、これらの概念の上に作られた便利な法則ですが、それを丸暗記するだけでは力はつきません。「なぜそうなるのか」その理由をいつでも説明できるよう、公式の本質を理解しておくことで間違えずに活用できるようになるのです。
左の図は「和の二乗」と「和と差の積」の展開公式を図で示したものです。このようにして、その公式が成り立つイメージを捉えておけば、間違う心配も忘れる恐れもありません。
ここまでくれば、数学はテレビゲームのようなもの。手に入れた武器(=公式)をつかいまくって次々と敵(=問題)を倒す。そして、次のフェーズに進んで新しい武器を手に入れ、また新たな敵と戦う。問題集やiPadアプリを使って、新しい武器の使い方を鍛錬します。出された問題が、どんな武器の鍛錬を狙ったものかを見破りながら撃破、さらに類問作りを通じて問題の性格(出題意図)を見る目を養うてことで、単調な問題集のドリルも、楽しいゲームに変わっていきます。

鳥にたとえれば、axa(胴体)と bxb(頭)に axb が両翼に並ぶ。

横長の四角からbの幅を切って上い積むと、axaよりbxb分足りない。